令和5年度 「文学のしるべ」建立       
   短歌・俳句・川柳 作 品 募 集 !
建立日時       11月12日(日)
建立場所 洞玄寺
建立点数 建立地に3基(短歌、俳句、川柳作品)


    募 集 内 容
〇 募集作品  建立地にちなんだ未発表作品
〇 募集部門  短歌、俳句、川柳
〇 募集点数  一人3点以内(各部門ごとに応募できます)
〇 募集範囲  福知山市在住・在学・在勤の方
〇 募集締切  
令和5年9月30日(土) 必着
〇 応募方法  ハガキまたはファックス、メール等に次のことをご記入の上
        お送りください。
 1 建立地  洞玄寺内
 2 部 門  短歌・俳句・川柳の別
 3 作 品  一人部門ごとに3点以内。
         楷書で(難しい字は振り仮名も)
4 御住所・お名前・電話番号
〇 送付先  〒620−0062 福知山市和久市町216番地
              福知山市上下水道部厚生棟内
               公益社団法人福知山市文化協会事務局

                  ファクス 0773−25−3875
                  E-mail qq554h49@air.ocn.ne.jp

○お問合せ先    (電話 0773−22−5594)
◎ 作品選定  文化協会の委嘱選者により選定
  
(丹波歌人社、福知山市俳句連盟、福知山市民川柳同好会)
現在洞玄寺内に作品が建立されている方はご遠慮ください。

建立地のご案内

洞玄寺は、かつての石原城跡である。

テキスト ボックス:  洞玄寺『縁起書』によると「天文年中大槻安芸守光頼此地ニ城ヲ築キ居ル弘治元卯乙六月十四日逝去」とあり、また洞玄寺三世の心宗禅明禅師が元文四年(1739)に弟子の慧勤に編纂させた「寺記」によれば、天文年間(15321554)に安芸の国から大槻安芸守政治がこの地に土着して館と城を築き、やがて隠居して法名を「洞玄」と名乗って草庵を営み、逝去後長らく廃墟となっていたものを石原の僧、華翁が寺を造り、安芸守の法名「洞玄」にちなんで洞玄寺と呼称するに至ったと記されている。このように、江戸時代中ごろには既にこの地が城跡として認識されていたようである。

江戸時代の文化年間に描かれた『古城址見取図絵巻』では現状に近い城跡が描かれていることから、土塁に囲まれた今の境内が石原城の主郭をしめすと見てほぼ間違いはない。

 

    (※説明は福知山市ホームページより)

 前回(平成27年度)建立作品

短歌
 
山門をくぐれば穏しき光まとい菩薩のならぶ洞玄寺の庭    田中 淑子

俳句 新緑やたをやかに立つ観世音    塩見 瑞代

川柳 菩提寺の牡丹御仏の声がする    田中 百合子

 

 

   「文学のしるべ」は、福知山十景の選定を契機に昭和50年から始まり、これまでに市内の景勝地13か所に建立してきました。
 これまでの建立地は、三段池公園、長安寺、福知山城公園、天寧寺、観音寺、御霊神社、養泉寺、醍醐寺、洞玄寺などで、令和4年度は三段池公園にちなんだ作品を募集し、短歌、俳句、川柳それぞれに審査が成され、書道連盟の安達翠鳳先生の揮毫で、新しい「しるべ」が建立されました。散策・見学を兼ねて是非ご散策ください。