両丹の地に、茶の文化を根付かせようと、いち早く茶道裏千家淡交会の支部を創立し、以来60余年、様々な行事に参加させていただき、地域の皆さんにお茶と親しんでいただく機会を・・・と努めて参りました。
特に近年は、淡交会総本部を中心に、学校茶道の普及に力を入れております。親が子を、子が親を手にかけるような殺伐とした今だからこそ、心豊かな青少年の育成に茶道は役立つと信じるからです。
千利休は「茶の湯とは只湯を沸かし茶をたててのむばかりなる事としるべし。」と言われたとか。けれど、その一見単純なおいしくお茶を召し上がっていただくということの為に、見えない所での努力や心配りがなければいけないのだということ、その一?をお茶ができるまでの、自然の力、人の力、思いに感謝を捧げる気持ちを若い方達に伝えたい、伝えなければと思います。
初めは、正座はおろか、靴を揃えることもしなかった園児達が、モジモジしながらも、膝に手を置き「お先に」「いただきます」とお辞儀をしてお菓子やお茶をいただく時の嬉しそうな顔、普段はジャージにスカートの重ね履きで携帯片手の女子高生達が、書や花や焼き物に触れ、神妙な面持ちで点前をする姿を見ると、日本の将来も捨てたものではないとほっといたします。
私達は、一?をてにしては多くの恩愛に感謝を捧げ、お互いに人々によって生かされていることを知る茶道の良さを、皆さまに伝えられるよう日々精進し、これからも文化協会の一員として、福知山の文化の向上に努めて参ります。
■ 年間の主な行事
- 研修会年6回
- 中丹文化芸術祭合同お茶会
- 文化祭合同茶会
- 文協フェスティバル呈茶
- お城まつり呈茶(隔年)
● 市民交流プラザ プレオープン 接待茶席・・・終了しました
日 時:平成26年4月21日(月)10:00〜
会 場:市民交流プラザ 茶室
来賓の皆さんに振舞われます。
●合同お茶会
日 時:平成26年11月29日(土)、30日(日)
場 所:市民交流プラザ 4階(4−1,4−2、和室)
表千家との合同茶会です
文協フェスティバル(2012.3)
第22回 文協フェスティバル
2013.3.2
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第23回 文協フェスティバル 2014.3.2
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